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和風通信

カテゴリ:和風ニュース > 文化

正月などで和楽器を演奏するところを見たという人も、和楽器を運搬しているところを見ることはあまりないかもしれない。

 

箏奏者の中しまりんは、富山への移動中、自らの箏とともに乗車。車内に置いたカバー付きの箏とスキーケースが似ているとSNSに投稿し、話題となっている。

 

 

中しまりんのこうした演奏の舞台裏などの紹介は、初めて箏曲に触れる人たちが聴いてみようかなと思うきっかけになり、SNSを通して箏曲について知ることも増える格好の場になっている。

 

昨年行われたライブの様子

 

中しまりん

NHK邦楽技能者育成会卒業。富山県生まれ。

5歳より箏を始め、Jポップのシンガーソングライターを経て、2004年、箏奏者としての活動をスタート。

自身がホストとなり、様々なミュージシャンを招き、リラクゼーションサウンドを楽しむ自主企画イベント「CLASSCS LOUNGE」をこれまでに10回開催。

2011年ゆずアルバム「NI」参加、同年7月NNNストレイトニュースウェザーテーマに「環-wa-」が起用される等、演奏活動だけにとどまらず、楽曲にも注目が集まっている。

2014年8月「MASTURI」発売。

中しまりん
 

 

中しまりん ウェブサイト

http://rin-nakashima.jp

 

 

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spotify
日本の「古典」プレイリストの姿も

 

世界で最も普及していると言われる音楽の聴き放題サービス「Spotify」(スポティファイ)が2016年11月8日、順次一般ユーザーへのサービスを開始している。

ユーザーがプレイリストを公開して共有して楽しむ、などSNSを介した様々な音楽の楽しみ方が出来るとあり、さっそく世界中のプレイリストのなかから「Japanese Classical」(日本の古典)をのぞいてみると…

 

spotify

 

滝廉太郎、黛敏郎、山田耕筰…といった作曲家を題材にした海外アーティストの作品などが並んだプレイリストもあり、部屋のBGMとしてすぐに楽しめそうだ。
 

spotify

 

ヨーヨー・マがこんな和のモチーフアルバムを出していたのか、という発見があるのもストリーミングサービスならでは
 

Japanese Melodies
Yo-Yo Ma
Sony
1990-10-25

 

2016年11月8日現在では「招待コード」をユーザーが申請し、コードが届いた順にサービスが楽しめる。無料でアカウントは開設出来るが、広告表示などの制限がある。有料アカウントへの移行をすすめる日本語のお知らせが曲間に流れてくるのもラジオのようで、BGMとしての自然さを感じる。

 

和の奏者なども、このサービスを使って音源を世界に向けて発信、といった使い方も出来そうだ。「Youtubeで動画を作るのも抵抗が…」というアーティストも気軽な邦楽のプレイリストを作ってみると楽しい。

 

招待コードの申請は以下から。

Spotify(スポティファイ)

https://www.spotify.com/

 

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古賀絵里子
展示に合わせて在廊していた古賀と夫、そして長女の音寧(会場にて)

 

写真家・古賀絵里子の新作展が開かれている。

エモン・フォトギャラリー(東京都港区)で、2016年10月21日から11月26日まで、写真家・古賀絵里子の新作展「Tryadhvan」(トリャドヴァン)が開催されている。

古賀は福岡市出身で、上智大学文学部フランス文学科を卒業後、フリーランスの写真家として活動している。僧侶である夫との出会い後、京都で生活をして作品を制作している。

和風通信でも過去紹介した記事があり、このときは高野山をテーマとした写真集の発刊についてのもの。

 

古賀絵里子、開創1200年 高野山の写真集発売(2015年4月2日掲載)
http://wafutsushin.com/news/2015/03/11/kogaeriko.html

 

古賀は今回の「Tryadhvan」(トリャドヴァン)作品にて、2015年の京都国際写真祭サテライト「KG+AWARD」でグランプリを受賞。同作品は京都国際写真祭KYOTIGRAPHIE2016のオフィシャルプログラムとしてプロデュースされた。京都の長江家住宅で行われたエキシビションを東京で再現する企画がエモン・フォトギャラリーで開催されているのだ。赤々舎出版の新作写真集「TRYADHVAN」6.480円(税込)も同時発売されている。

 

古賀絵里子
「Tryadhvan」より

 

古賀絵里子
古賀の夫が長女のために作曲し演奏している曲が流れる

 

「Tryadhvan」(トリャドヴァン)は、2015年から16年にかけて自身が宿した新たな生命を軸に家族との繋がりを写した最新作。サンスクリット語の仏教用語で、過去世・現在世・未来世を指す《三世(さんぜ)》を表し、途切れることなく因果によって結ばれるものごと、その教えをコンセプトにしている。

あらたな人生を共にする僧侶・夫との出会い、そしてほどなく授る子、また寺に起こった心に映る数々のシーンを、古賀は抑制を利かせた眼差しで次々と記録している。

 

古賀絵里子

 

京都比叡山を臨む寺院特有の空気、そして夫婦の絆や母としての横顔。日記を綴るように撮影された写真はモノクロームの渾身作だ。

写真構成は、フランス国立造形芸術センターのキュレーター、パスカル・ボースが務め、京都国際写真祭KYOTOGRAPHIEの協力によって実現されている。

 

和風通信で古賀に今回の作品についてたずねてみた。

 

「生」という印象がとても強い展示だ。いっぽうで昔の風景の写真も同居している。会場で感じてほしい想いなどは?

また、京都に活動を移してすぐの京都での受賞となる。高野山のときもそうであったように、活動拠点の人々の文化にとけこみつつも古賀絵里子の世界を提示する魅力がとても高いと感じる。これから写真を初めてみようかな、という和風通信読者にメッセージは?

 

古賀 今回は私自身の妊娠、出産というどこにも行く事が難しい状況下で、自分の内面や日々の暮らしを見つめ撮影した作品です。ここから何処かへ行かなくても、身の回りにも撮るべきものは潜んでいる事を学びました。

 

古賀絵里子「Tryadhvan」写真展

2016年10月21日(金)〜11月26日(土)

東京都港区南麻布5-11-12 togo Bldg.,B1

エモン・フォトギャラリー

http://www.emoninc.com/

月曜〜金曜 11:00~19:00 / 土曜 11:00~18:00 / 日曜・祝日 休み

 

 

その他の古賀の作品(amazon.co.jpより)

 

一山
古賀絵里子
赤々舎
2015-03-18

 

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佐藤果林

佐藤果林

 

日本画の世界というと、「伝統的」「絵の具が高い」「難しそう」といったイメージが先行し、なかなか気軽に楽しめないのではないか、という声をよく聞く。

 

展覧会の企画なども西洋画のものに比べると小規模であったり、企画があったとしても有名日本画家といった名前に引き寄せられる観客が多いのが現状だ。

 

そんななか、日本画家の佐藤果林(かりん)は「私の日本画は、生活を豊かにするものでありたいし、オシャレを楽しむ感覚で楽しんでほしいです。インテリアとか、ファッションとか、そういったものです。」と語る。

 

2016年9月5日(月)から9月30日(金)までSCOPP CAFE(東京都新宿区)で行われている「佐藤果林 個展」では、自身の日本画作品約10点が展示されている。カフェの一部がギャラリーになっていて、会期3日目の平日のランチライムに訪れると、20代女性が誕生日サプライズパーティーをしているわきに佐藤の日本画が自然に並んでいた。

 

佐藤果林
SCOPP CAFEのある日のランチタイム

 

このSCOPP CAFE、ビルの地下にあるカフェの一部をギャラリーにして作家の作品を展示しているのだが、作家からの展示希望は2年待ちだという。佐藤はいま東京藝術大学絵画科日本画専攻4年生。2年生の時から希望を出して展示の日を待ち続けた。

 

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「佐藤果林 個展」で自身の作品とともに


今回の個展で展示されている作品群について、佐藤は「風景と模様 古典とモダン 写実と抽象 対極したものが重なる隙間を探して描いています」と語る。

 

絵のなかに線が見えるが、まず画材を20層にも塗り、すじを作ってタイル表現をしている。立体作品と言ってもいい厚みだ。「物質的に強くしたいという想いからこのような表現をしてみました」と佐藤自身はとらえ、 会場であるカフェの壁や地下という少し圧迫感のある場所に負けない作品の存在感を出した。

 

佐藤果林
佐藤の作品のそばでバースデー会が行われていた

 

迫力ある作品群だが、創作の過程ではソーシャルメディアを介したいまどきな出会いもあった。

 

作品が完成し、佐藤が作品を写真に撮りツイッターにアップしたところ、フォロワーの一人がウェブでプリント和服を受注するサービスなどをしている会社「ゴフクヤサン・ドットコム」(大阪府大阪市) http://sitateyasan.chicappa.jp/gofukuyasan/ に「この絵で浴衣を作りたい」とこっそり依頼。佐藤のもとにサプライズで届くということがあった。

 

佐藤が撮った写真をフォロワーの一人がサービス会社に送ると、1時間後にはプリント浴衣のイメージが出来、佐藤の手元にもほどなくして届いたという。

 

描いたばかりの自分の日本画がソーシャルメディアを通して浴衣になったのだ。

 

佐藤果林
届いてすぐ袖を通した佐藤(本人所蔵写真)

 

ソーシャルメディアを軽やかに駆使し、日本画の伝統を守りつつ新たな風を送る佐藤果林。いま4年生ということで、進路は…?



「藝大の大学院に進みたいと思っています。まさに明日までに卒業制作をどんなテーマにするか決めるところです。もちろん日本画家として活動しますが、これからどんな活動になるか、学科もどこに進むことになるか…うふふ」

 

確固とした画風を持ちながらも、ソーシャルメディアやいまどきの風を感じながら、インテリアやファッションに合った日本画を目指し続ける佐藤。オシャレを楽しむような日本画のそばにはバースデーパーティーが似合い、シチュエーションはカフェがしっくりきて、なにかが起きそうな気配がする。「恋が生まれる日本画」とも言える新しい世界に期待したい。


 
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会場は新宿のビル地下1階



佐藤果林 個展 
2016年9月5日(月)〜9月30日(金)
SCOPP CAFE
東京都新宿区新宿2-5-11 甲州屋ビルB1F
12:00-24:00(月〜土)
12:00-22:00(日)



佐藤の展示は、このあとグループ展など続く。

KENZAN2016
2016年9月17日(土)〜9月19日(月/祝)
二子玉川 ARENA HALL & SALOON
東京都世田谷区玉川3-17-1
10:00-20:00
10:00-17:00(9月19日)


グループ展 遊美2016
2016年9月20日(火)〜9月25日(日)
Gallery & Space しあん
東京都台東区東上野1-3-2
12:00-18:00
12:00-17:00(9月25日) 


佐藤果林(さとうかりん)
1992年 埼玉県生まれ
2016年 東京藝術大学絵画科日本画専攻4年

佐藤果林ツイッター
https://twitter.com/karin_twi

佐藤果林インスタグラム
https://instagram.com/karinsato.jp/




 

 

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パセラ

 

株式会社ニュートン(東京都新宿区)が運営する「パセラリゾーツ新宿本店」では、2016年6月27日(月)から日本の夏の風物詩「浴衣」と日本が生んだエンターテインメント「カラオケ」という、2つの日本文化が一度に体験できる訪日観光客向けのサービスを開始する。

 

■過密日程でも楽しめる、一か所で2つの日本文化体験が可能に

 

新サービスは、外国人観光客が日本へ旅行に来た際に、「パセラリゾーツ新宿本店」で日本発祥の「カラオケ」をお楽しみいただくのと同時に、日本の夏には欠かすことのできない伝統ファッション「浴衣」を体験することができるというもの。

 

パセラ

 

スケジュールが過密になりがちな旅行でも、できるだけ多くの日本体験をしたいという海外旅行客のニーズに応えて、日本らしい要素を組み合わせ、一か所で2つの日本文化体験を可能にした。

 

料金は、「カラオケパセラ」での2時間歌い放題と浴衣のレンタルがセットで2,500円(税込)。ドリンク飲み放題付きのプランは、4,000円(税込)。カラオケルームを使用せずに、着替えを済ませて2時間新宿の街を観光するという利用も可能。

 

慣れていないと難しい「浴衣」の着付けも、店内の簡易POPで詳しく説明しているほか、同店スタッフが直接案内するので、安心出来そうだ。また、記念写真も撮影してくれ、無料でプレゼントされる。

 

<インバウンド向け「日本文化体験提供」サービスについて>

価格:
(1)2時間カラオケ+浴衣レンタル:2,500円
(2)2時間カラオケ+飲み放題+浴衣レンタル:4,000円
※延長料金は30分につき(1)500円(2)650円
※浴衣のレンタル料金も含まれている
※食事は、別途飲食代金が必要。
※料金はすべて税込表記

 

浴衣について:

10種類以上の浴衣から好きなものが選べる。着付けの方法は簡易POPで確認するか、スタッフが案内する。

 

受付時間:月~金曜日:15時OPEN~CLOSE
土日・祝日:12時OPEN~CLOSE

 

パセラリゾーツ新宿本店
住所:〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-3-16
アクセス:JR新宿駅東口徒歩5分
URL:http://www.pasela.co.jp/shop/shinjuku/

 

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