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おしくらまんじゅうぴぴぴ

 

株式会社丸八製菓(愛知県豊橋市)は新商品として、同店で人気の高いクリーム入り大福を詰め合わせた「おしくらまんじゅうぴぴぴ」を父の日限定商品として、通販サイトで2016年6月2日(木)午前9時から販売する。

 

http://www.yagumodango.com/fs/yagumo/gd69

 

おしくらまんじゅうぴぴぴ

 

通勤電車に揺られ、仕事を頑張っている父親に感謝の気持ちを伝えたい! 同店商品開発担当者が東京出張した際に偶然乗り合わせた満員電車内で「いつもこんな満員の電車に乗っているお父さん達はすごい!」と驚いた経験が、おしくらまんじゅうぴぴぴの発売のきっかけとなった。

  

小さな電車型の箱の中に詰め込んだ大福は、同店で人気の高いクリーム入り大福を使用。十勝産のつぶあんに甘さ控えめなふんわりクリームを包み込んだ「夢福餅」と、紅芋餡を口当たりなめらかに濾しコクのあるクリームを入れた「紅福餅」の2種類を詰合せ、父の日にぴったりな紅白の色使いだ。

 

父の日

 

フォルムは、大福を通勤する父親に見立て電車内に満員で乗車している様子をあらわしている。ガタンゴトンと揺られながらもクールに、じっと耐えながらがんばる姿を大福でコミカルに表現している。この商品は通常は解凍し常温となったものを食べるが、暑い時期は半解凍で食べると、ひんやりアイスクリーム感覚でおいしく食べられる。贈られたお父さんがクスッと笑顔になれるパッケージで、「ありがとう」の気持ちが届く満員電車だ。

 

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おしくらまんじゅうぴぴぴ

 

商品名は、満員電車内でまるでおしくらまんじゅうをしている様子と、その電車が発車する時に鳴るピピピ~という音を組み合わせている。

 

父の日セット内容

・夢福餅と紅福餅
・父の日カード
・大福お父さんのリラックス中撮影カード

 

大福7個入り
1,200円(税別)

 

販売場所

丸八製菓 オンラインショップ http://www.yagumodango.com/index.html

予定数に達し次第、販売を終了する。

 

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和菓子

 

NTTタウンページ(NTTタウンページ株式会社/東京都港区)というと、固定電話が主流だった時代では電話番号検索を主なサービスとして思い出される。

そんなNTTタウンページは、いまはタウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用して様々なマーケティング情報を提供していて、商品紹介サイト「TPDB.jp」で毎月独自の都道府県ランキングを発表している。今回和風通信が注目するのは和菓子店について。

 

TPDB

 

このランキングでは、食べるのがもったいないけれどやっぱり食べたい、 和菓子の製造や販売店のランキングが紹介されている。

職業分類「菓子店(和菓子)」の登録件数は、 この10年で14,674店から11,442件と減少している。人口約10万人当たりの掲載登録件数でみると、 1位は京都府(25.02件)、 2位は石川県(21.71件)、 3位は島根県(19.23件)。 続いて佐賀県、 岐阜県、 和歌山県と、 10位までをみると西日本の県が独占している。有力大名が多く、茶道をたしなむ藩主が多かったことが影響しているだろうか。

 

和菓子店

職業分類「菓子店(和菓子)」の人口約10万人当たりの掲載登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2015年)

 

総務省統計局の家計調査(2012~2014年平均)によると、 和生菓子の消費金額トップの都市は石川県金沢市で、京都府京都市は4位、島根県松江市は12位。年代が上がるほど、 購入額も増えるという結果だ。

年齢別和菓子

年齢層別おはぎ、 どら焼き、 桜もちなど和生菓子の購入額

 

2位の石川県金沢市は、 加賀百万石のお膝元。3位の島根県松江市は、 江戸時代後期の松江藩七代藩主松平不昧が大名茶人として知られているため、和菓子店が増えたと言われる。

 

和菓子にちなんだ話題としては、山種美術館(東京都渋谷区)のカフェでは、 展覧会ごとに出品作品をモチーフにした和菓子を食べることが出来る。

 

山種美術館

 

奥村土牛(おくむら とぎゅう)が満開の枝垂れ桜を描いた作品「醍醐」をイメージした菓子「桜の宴」や速水御舟(はやみ ぎょしゅう)の「炎舞」(重要文化財)の炎をきんとんで表した菓子「ほの穂」など、 絵を見て受けた感動を味わえる。 ※和菓子の種類は展覧会ごとにかわる。

山種美術館Cafe椿  http://www.yamatane-museum.jp/museumshop/cafe.html

 

そして、菓匠 鶴屋吉信(京都府京都市)には、寿司店のようなカウンターがあり、利用者が注文をすると目の前で季節の生菓子を作る。

カラフルな餡が菓子職人の手でたちまち菓子に変身して行く様子を目の前で見られる。つくりたての和菓子を抹茶とともに食べることが出来る。コレド室町3(東京都中央区)でも同様の企画がある。

菓匠 鶴屋吉信  http://www.turuya.co.jp/tenpo/honten_kissa.html

 

和菓子の様々な楽しみ方がひろがっている。

 

タウンページデータベース

http://tpdb.jp/

廚菓子くろぎ
廚菓子くろぎ(東京都文京区)




和菓子にコーヒーを合わせて楽しむ、という飲食業界からの提案が続いている。


冒頭写真の「廚菓子くろぎ」(東京都文京区)は、人気の日本料理店「くろぎ本店」(東京都文京区)が和菓子専門の店として運営しているもの。


「廚菓子くろぎ」が和菓子の提供とともに飲み物として提案しているのはコーヒーだ。


恵比寿(東京都渋谷区)の猿田彦珈琲の豆を使った「和菓子に合う日本の珈琲」としての飲み物の提供で、世界中から和菓子の新しい楽しみ方として利用客が押し寄せている。


廚菓子くろぎのウェブサイトでは


「本家くろぎの料理屋としての「和菓子の進化」への追究と、恵比寿に構える猿田彦珈琲が織り成す「和菓子に合う日本の珈琲」の提供、この新しい取り組みこそ「和菓子の発展」の一つと考えています。」


と記されている。


廚菓子くろぎ
http://www.wagashi-kurogi.co.jp
東京都文京区本郷7-3-1
国立大学法人 東京大学 本郷キャンパス春日門側
ダイワユビキタス学術研究館1階






いっぽう、AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社/東京都新宿区)は、日本の水に合う「JapaNeeds Coffee®」(ジャパニーズコーヒー)を目指した新ブランド〈煎〉のプロジェクトを進めている。




珈琲和菓子アワード
プロジェクトのウェブサイト。菓子の包みを思わせる日本地図




「珈琲♡(ハート)和菓子発掘プロジェクト実行委員会」(コーヒーラヴズわがしはっくつプロジェクトじっこういいんかい)というものを発足し、“珈琲と和菓子を愉しむ”という新しい食文化をつくる「珈琲♡和菓子プロジェクト」を展開している。
 


このプロジェクトは、珈琲と和菓子を組み合わせるという食のたのしみを世の中に広く知ってもらい、珈琲と和菓子のファンを増やすことを目的に、AGFを中心に地方新聞社と全国和菓子協会の協力により運営されている。


 

珈琲和菓子アワード
すでにウェブサイトでは各県代表の菓子が選出されている



 

具体的には、47都道府県から珈琲に合う和菓子を発掘する「珈琲♡和菓子アワード」(後援:全国和菓子協会)を3月29日から実施している。同アワードでは、全国の地方新聞社が協力し、各都道府県の和菓子の中からそれぞれ金賞となる1品を選出し、6月に東京で開催されるイベントで授賞式を行う。「珈琲♡和菓子アワード」の展開は、特設サイト(http://sen.agf.jp/award/)にて随時公開していくそうだ。




珈琲和菓子アワード




福島県からは柏屋本店(福島県郡山市)が選出されている。「柏屋薄皮饅頭」は、コーヒーに合う、と支持されるのだろうか。



冒頭の「廚菓子くろぎ」でもあんこにコーヒーが合うことが提案されている。小豆とコーヒー豆の出会いがこれからも進んでいくと楽しそうだ。





■和風通信が選ぶ関連書籍

くろぎのおかず
黒木 純
KADOKAWA/角川マガジンズ
2015-03-27



内容紹介 (amazon.co.jpより)

日本人が常識として知っておくべき、おかずレシピの決定版。
日常食であるおかずがおいしくなればなるほど、毎日の幸福度も向上します。そんな“当たり前の"おかず80品を和食界の“神の子"黒木純が公開します。
「日本一予約がとれない和食店」と称される「くろぎ」。その主人である黒木純は、宮崎有数の割烹「此のみち」に生まれ、日本最高峰の割烹「京味」出身という、高級和食の王道を歩んできました。
そんな黒木純が家庭料理である「おかず」に傾倒したきっかけは修業時代のこと。師匠である“和食の神"西健一郎氏の「おかずのできない料理人にろくなものはいない」という言葉でした。深く感銘を受けた黒木は、故郷・宮崎の父から、師匠から、時には弟子たちに教えを請いながら“昔ながらのおかず"を蓄積しました。そしてそこに現代のライフスタイルを反映し、「新常識」ともいうべきおかずを開拓してきました。
その数は数百に及びますが、中から最も“当たり前"なおかずを厳選し収録しています。
食材の声を聞き必要な手間だけかけて最も美味しい料理に仕上げる、それが黒木のモットーです。時短や安易なアイデア(=作り手のエゴ)は排除していますが、すべて数手間、初心者にこそ作ってほしいものばかりです。
おかずとは、思い出を作り、健康な体を育み、癒し励ますものです。食べてくれる人の笑顔を見ることを目標に、愛情にあふれた、しみじみとおいしいおかずをここで身につけましょう。

※この本で使用している白ごまは、すべて「みがきごま」です。




 

長門
桜の季節に「久寿(くず)もち」




東京駅八重洲口から日本橋方面へ向かうと「日本橋さくら通り」と呼ばれるこみちがある。




2016年の4月が始まった。満開間近の桜並木のわきに和菓子店「日本橋長門(ながと)」はビルを構えている。




日本橋さくら通り
春を感じる八重洲かいわい




■和菓子さんぽ 店舗情報
長門(ながと)
東京都中央区日本橋3-1-3
営業時間
10:00~18:00
休み
日曜・祝日
http://nagato.ne.jp








長門
「日本橋さくら通り」を代表する店舗




日本橋さくら通りから、飾らない店がまえの長門に入る。




長門
店頭は真っ赤なカバー。ビル表記は「長門ビル」




江戸時代から徳川家に製品を献上していた、という歴史を感じさせないにこやかな若い女性の挨拶で出迎えられる。


ショーケースの上には「久寿(くず)もち」「江戸風切羊かん」が積み上がっていて、人気の製品であることを伝えている。



長門




 
「久寿もち」「切羊かん」 ともに890円(税込)とのこと。


きょうはわらび製としっかりアピールされている「久寿もち」を購入。


 東京の人間が「くずもち」と聞けば、葛粉や小麦粉を使って固められたものを想像するが、長門の「久寿もち」はわらび粉から出来ている。



長門



包装紙を開くと、さらに趣ある紙に包まれている。



久寿もち



紙をひらくと、強めに煎ったきな粉のかおりが拡がる。


わらび粉で作られた繊細でぷるぷるとした餅がきな粉のなかに。


製品の名称については、わらび粉になじみのなかった東京の人間に合わせて「くずもち」という名称にしたという。


保存がきかないので、常温で翌日までには食べたい。




■和風通信が選ぶ関連書籍



内容紹介(amazon.co.jpより)
 
茶道や着物など伝統文化を好む「和ガール」たちの間で、
繊細な色や形の和菓子の人気も高まっているそうです。
市販のあんを使えば「練りきり」を初心者でも気軽に作れるし、
本書では特別な調理器具を使わなくても作れる和菓子がたくさんあります。
おひな様、バラ、かぼちゃまんじゅう、月うさぎ……、
ユイミコの和菓子は、カフェも似合いそうなモダンでかわいらしいものばかり。
伝統的なのに遊び心たっぷりな、今どきの和菓子を集めました。
作れば気分ほっこり、手みやげにしたら相手もにっこりの逸品です。

 



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クラウドファンディングを活用し、世界に向けて和菓子を発信する和菓子店がある。

東京・茗荷谷から徒歩5分の場所にある和菓子店、一幸庵(いっこうあん)の店主、水上力(みずかみ ちから)は1948年に東京で生まれ、京都、名古屋での修行を経て1977年に一幸庵を創業した。

このたび、来年で創業40周年を迎える「一幸庵」のブランドブック特設サイトがリリースされた。

ブランドブック「IKKOAN」は72個の和菓子を写真と日英仏の3カ国語で綴った一冊だ。「IKKOAN」の特設サイトでは、水上が生涯をかけて取り組んでいるテーマである日本古来から存在する季節72候を表現している。

 

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サイトを開いた日に応じて、その日の72候の季節が表示される。

72候とは 
立春や夏至、秋分、大寒などが二十四節気と呼ばれる。更に細かく分けたものを、72候(しちじゅうにこう)と呼ぶ。72すべての季節は、その季節の情景や旬を表す言葉。

特設サイト



ブランドブック「IKKOAN」は、2015年クラウドファンディングサイトGREEN FUNDING by T-SITEで制作資金を募り、目標金額の7倍以上の支援が集まったことで出版が実現したもの。
https://greenfunding.jp/miraimakers/projects/1037-72



代官山 蔦屋書店で発売開始してから問い合わせが殺到し、1ヶ月を経たずして初版が完売した。



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著者:水上力+IKKOAN制作委員会 、クリエイティブディレクション・企画編集 南木隆助 、アートディレクション 川腰和徳、フォトグラファー 堀内誠、プロデューサー 佐藤勇太、フォトレタッチャー 山田陽平、デザイン 入澤都美 、PR 奈雲政人、 仏文訳 セシル・ササキ 、英文訳 メアリーベス・ウェルチ


和菓子店
一幸庵(いっこうあん)
東京都文京区小石川5-3-15(営団地下鉄丸の内線:茗荷谷駅より徒歩5分)
 




■関連書籍

おもてなしの東京手みやげ散歩 (中経の文庫)
宮澤 やすみ
KADOKAWA/中経出版
2013-12-27

 


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