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写真家の古賀絵里子が、デビュー作「浅草善哉」に引き続き、新たな写真集を発売中。古賀は、BS-TBS「おんな酒場放浪記」でレギュラー案内人をつとめたこともあり、自らも出演する仕事の多い人気女性写真家だ。

写真集のタイトルは「一山 -Issan-」(定価4,000円 税別)。





今年で開創1200年目を迎える高野山。古賀は2009年に初めて高野山を訪れた。聖域であるとともに、そこに暮らす人々にも強く惹かれた。それから古賀は2013年まで高野山へ通いながら撮影を続けた。

一山」の本文は欧文にも対応しており、より多くの人が楽しめる内容。

題字は大嶌文彦によるもの。また、通常版の表紙は、さくら(桜色)、ゆき(白)、うすずみ(グレー)の3色展開だ。なお、特装版(定価30,000円<税別> 限定50部)は、染織家が高野槙で染めた絹地を表紙に、中には紙漉き師による高野紙を使用、さらには木工作家による特別な木箱に入っている。


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そして、写真集「一山」を記念した写真展が東京と京都で開催される。
京都の会場になっている総本山妙満寺は、俳諧の祖・松永貞徳作の「雪の庭」や、「安珍・清姫の鐘」で知られる洛北の寺院。古賀が昨年結婚した夫である僧侶は、今回ピアノ演奏で参加するという。

和風通信読者へのメッセージとして古賀からは

「「一山」は、高野山を舞台に、写真を通じ対象と自分とまっすぐに向き合った作品です。写真展や写真集を通して、皆さまとお会いできますことを心から願っております。」とのことだ。



さまざまな企画が続く。古賀の世界を満喫したい。



「一山 -Issan-」出版記念展 (東京)

会場:エモンフォトギャラリー
東京都港区南麻布5-11-12 togoBldg.,B1
会期:2015年4月1日(水)~4月10日(金)
時間:11:00~19:00/ 土曜 18:00まで、日曜休
入場無料


■作家在廊予定
2015年4月3日(金) (16:00まで)


ギャラリーにて「一山」写真集の販売、「一山」ポストカードの販売がある。作家在廊中、購入者で希望者にはサインもしてもらえるそうだ。


「一山」写真展 (京都)

会場:総本山妙満寺 (大書院)
京都府左京区岩倉幡枝町91
会期:2015年4月18日(土)~5月10日(日)/ 最終日は15:00まで
時間:9:00~16:30
拝観料:300円(拝観料で写真展も鑑賞可能)

協力:総本山妙満寺、Emon Photo Gallery
特別協賛:株式会社グランマーブル


同展示は、京都で開催される国際写真展KYOTOGRAPHIE、サテライト会場であるKG+の一環として開かれる。世界中から写真家や写真愛好家が集まるとのことだ。

2015年4月18日(土)
■オープニングイベント
トークショー:16:00~17:00 
鼎談 / 姫野希美(赤々舎代表)・大西正一(デザイナー)
レセプションパーティー : 15:00~19:00 誰でも参加可能
参加費:無料

2015年4月26日(日)
■AKAAKAスライドショーin 京都 - 写真の種をまく - 
写真集を主に刊行している赤々舎ゆかりの写真家が、新作や未発表作を携えて集まる。写真集をライブで体感するようなイベントだという。

スライドショー:13:00~17:00 
交流会:17:00~19:00
出演:赤鹿摩耶・古賀絵里子・佐伯慎亮・澁谷征司
百々俊二・百々武・藤岡亜弥・山内悠
参加費:2,000円(拝観料込)


2015年5月8日(金)
■Vero-Tsuchi Live 
高野山のカフェ「梵恩舎」を営むVeroniqueの歌声と、妙満寺僧侶のピアノ演奏。ともに音楽家という顔で共演する。
ライブ開演:14:00~
出演:Veronique Tsugenheim(歌)、土持悠孝(ピアノ)
参加費:無料

※内容変更など発生する場合がある。